伝統派空手

2020オリンピックで空手が選ばれた。

空手には、色々な流派が存在していて

ザックリわけると

一撃必殺の倒し合い極真空手

オリンピックに選ばれた寸止めポイント制の

全日本空手道連盟(全空連)

その中にも松濤館流剛柔流糸東流和道流の4大流派

その流派から枝分かれして、無数の団体が存在している。

その中で、私が6歳の時一番最初に所属した道場は賢友流であった。

なかなかマニアックな流派ではあるが、

大阪、鹿児島では名の通った流派でもある。

賢友流は昭和14年に友寄隆正氏が創流したもので、伝統の古さにおいては斯界の名門の一つに数えらる。

摩文仁賢和老師が糸東流創称(昭和8年)するにあたり、その最高弟として流業に著しく貢献した。
流名は摩文仁賢和の「賢」をいただき、友寄の「友」を組み合わせて、その拳法を賢友流と命名したようだ。
また二代目宗家 友寄隆一郎は、

南派の白鶴拳詠春拳少林拳、北派の太極拳八卦掌等多岐にわたる武術の研究を重ね形意拳にその理を活かした。 

賢友流の形・技法にはそれらの武術空手としての要素が多く含まれている事が特徴のようだ。

ただ6歳の私には、そんな事などわかる由もなく、

長い空手人生が始まった。